2011/02/16

やるべきこと



ニャックルー(女性の先生)と一緒に、生徒の教育実習先訪問。
養成校からバイクで片道40分ほどのところにある小学校へ。


ある教育実習生が受け持つ3年生の授業を見て、
愕然としました。


教科書をひたすら黒板に書く実習生。


子供たちはノートにそれを写していき、
提出、チェックを受けて授業終了。



彼が卒業して、小学校の先生になるまで、あと数ヶ月。



「理科の授業に実験や実習を取り入れる。」

「実験による生徒中心の授業を実施し、
学習することの楽しさなどの理解を深める。」

これは、私の仕事の要請内容。
私がカンボジアでやるべきこと。


そして、目の前では先生の卵が教科書を写すという
今まで通りの理科の授業をしている。




ショックだけど、現実をちゃんとみて
やるべきこと、できることをやらなくちゃ。

そう思うまでにも、少し時間がかかってしまいます。




「理科は楽しい」
単純なことを、伝える方法




明日から、また始めよう。







3年生の教室掲示(左から)
算数、国語、社会、理科・・・

やれることは、たくさんある!




活気のある5年生の授業



学校裏の農場からネギのお裾分け






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