「学校で何を教えていますか?」
「理科ですよ。」
「たとえば?どんなことをしますか?」
「顕微鏡で植物を見たり、電池や磁石の実験をしたり…」
「私、顕微鏡が見たいです!見たことがないから!」
「いいですよ。いつでも、ここに連絡をしてね。」
シェムリアップ柔道クラブで知り合った中学生との会話。
数日後、本当に彼女から電話が来ました。
そんなこんなでお休みの日、
お友達を誘い合わせて、顕微鏡の授業です。
そうそう、この顔。
時間を忘れて、レンズを覗き込むことに夢中。
学校で遊んでいた子たちも参加して、
一気に理科室が賑やかになりました。
「さぁ、あと15分だよ。」と私が言って、
やっと片付けをするほど、必死にレンズにしがみついていました。
帰り道、
「先生、また理科を教えてください。」と子供たち。
「いいよ。でも、どうして?」と私。
「知りたいからです。」との答え。
そうか、その気持ちが一番大切だった。
そう気づかされた、私にとっても貴重な時間でした。
ありがとう。
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